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会って数分で監督2人が撃沈 オスカー女優がオーディションで見せた圧倒的な才能「隅々に至るまで」

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エマ・ストーン
エマ・ストーン

 女優のエマ・ストーンが映画「ラブ・アゲイン」のオーディションで発揮した圧倒的な才能について、監督が当時の裏話を明かしている。2011年公開のロマンティックコメディ映画の女性主人公役を求めて、製作者たちはさまざまな女優のオーディションを実施していたが、エマが監督であるグレン・フィカーラ氏とジョン・レクア氏の面会を受けてからわずか数分で2人を完全に唸らせたという。

 フィカーラ監督はピープル誌にこう振り返る。「エマに関してはオーディションのスケジュールを組むのが本当に大変だったんだ。当時はニューヨークに住んでいて、忙しかったのか何なのか分からないけれどね。でも、ついに台本読みをしてもらうことができて、エマの演技は最高だった」「それで、ライアン・ゴズリングと引き合わせたんだ。ライアンと一緒に台本を読む女優たちのオーディションを丸一日かけて行い、多くの人が本当に素晴らしかった。しかし、ライアンが部屋に入ってきた途端、女優たちは少し動揺してしまった」

 ライアンについて、フィカーラ監督は「特別なことをしようとしていたわけではなく、ただ自然体のままだった」と説明し、こう続けた。「そのあとエマが入ってきて、ライアンがセリフを間違えた。カメラに映らない場所で相手役として台本を読んでいたときにセリフを噛んでしまい、それに対してエマが間髪入れず、『あら、完璧じゃない。すごく上手よ』と言ったんだ」「エマはその場でからかうように冗談を飛ばし、その瞬間、全員が『よし、これで決まりだ。この人にしよう』と思ったんだ。どうしてもエマと一緒に仕事をしたかった。細かな演技の隅々に至るまで、本当に素晴らしい才能を持っているから」と振り返った。

 瞬く間に抜群の相性を見せたエマとライアンに、フィカーラ監督はレクア監督とともに、特定のシーンで即興を許可することにしたという。「ライアンとエマが恋に落ちるベッドでのモンタージュシーンは、本当に即興で行われたものだった。あそこで自分たちが何をしているのか、本当に分かっていたのは自分とレクアだけだったと思う。ただカメラを何時間も回しっぱなしにして、2人に自由に演技をさせ続けたんだ」

 一方、レクア監督は映画における即興の要素が非常にうまく機能したとしている。「あのシーンのセリフの多くは、撮影現場のあちこちで2人が実際にやっていたことなんだ。YouTubeを見て、エマがモノマネをしたりしていたから、自分たちは『この前、ビデオビレッジでやっていたあの芸を見せてくれ』としきりにリクエストした。スタッフや周囲の俳優たちは、自分たちがどうかしてしまったと思ったに違いないよ」「誰もが『監督たちはいったい何をやっているんだ』という雰囲気だったけど、狙いはキャラクターではなく、ライアンとエマそのままで少しリラックスしてもらうことだった」「いざ編集室でそのシーンの初稿を確認したとき、撮影した素材がそのまま映画に使われていた。ほとんど修正する必要がなかったんだ」と語っている。

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