歌手ノエル・ギャラガー(56)のニューヨークでのライブが、爆破予告のため中断された。8日、ニューヨークのサラトガ・パフォーミング・アーツ・センターで開催されたイベントで、サポートアクトのメトリックと共同ヘッドライナーのガービッジのライブが終了した後、ノエルの登場前に観客が避難する事態となった。
会場のスクリーンにはメッセージが表示されていた。「ご注意!現時点で会場から避難しなくてはいけません。最寄りの出口に静かに向かっていただけますようお願いいたします。スタッフと警備員の指示に従ってください。皆さまの安全のため、急いだり押したりしないようお願いいたします。皆様のご協力に感謝します」
その後、ニューヨーク州立公園警察はFacebookにこう発表している。「細心の注意のもと、サラトガ・パフォーミング・アーツ・センターでのコンサートは午後9時40分に中止されました。コンサート参加者は無事避難することができました」「観客が退場後、K9(警察犬)が会場を捜索しましたが不審物は見つかりませんでした」
自身のバンド、ハイ・フライング・バーズを率いてパフォーマンスを予定していたノエルも、公式ツイッターに投稿。「残念ながら、地元当局の勧告を受けノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズのサラトガ・パフォーミング・アーツ・センターでの土曜夜のパフォーマンスは実現しませんでした。ファンとスタッフの安全を第一に、細心の注意を払った結果の決断となりました。今夜セントラル・パークで開催されるニューヨーク市のサマー・ステージでファンの皆様に会えることを楽しみにしています」
一方観客避難の直前にライブを終えたガービッジはこうツイートしていた。「今夜サラトガ・スプリングスでの私たちのショーに来てくれた全員に愛と思いやりを送る。皆の安全と平和を願っている。いかれた事態」「私たちは今夜一体何が起きたのかまるでわからなかった。全員が避難し、皆のことが心配だった!私たちにも何も情報がない。すまない。緊急避難とだけ言われたから!」