政治家女子48党(旧NHK党)副党首で、前衆院議員の丸山穂高氏が9日、自身の公式ツイッターを更新。8日に入管難民法改正案の採決が行われた参院法務委員会で公明党の杉久武法務委員長にとびかかろうとするなどした、れいわ新選組の山本太郎代表について、除名処分にするべきだと訴えた。
丸山氏は、山本代表が2011年に投稿したツイートを引用。当該投稿には「暴力に乗ったら相手の思うつぼ」「脱原発も反原発も今が大切な時。感情に任せての暴力沙汰は絶対ダメ。世論は簡単にひっくり返るから、相手から仕掛けられても乗ったらダメ。これから盛り上がれば盛り上がる程、それが邪魔になる方々が居ることもお忘れ無く」とつづられていた。
これに丸山氏は「ご本人曰く『感情に任せての暴力沙汰は絶対ダメ』」とした上で「国会内で人の上から何度もダイブし複数人に怪我をさせた行為は、当然正当な業務でなく免責特権には当たらないし、刑事告訴も可能だろう」と指摘。「参議院として一発アウトの除名にせねば、今国会に欠席で除名された議員とのバランスもとれまい」と、今年3月に除名処分を受け、今月4日に滞在先のドバイから帰国して逮捕されたガーシー容疑者を引き合いに出し、除名を主張した。
山本代表は8日の国会後、船橋市内でよろず~ニュースの取材に対応。「打撲したという方が本当にいらっしゃるなら、その方には申し訳ないという気持ちはあります。当然です」としながらも「一方で、この法案が通ってしまうと打撲どころか命を失う危険性が高まる人たちがたくさんいるってこと。そのために体を張った。それ以上でも以下でもないんです」と正当性を強く訴えていた。