元ダイエー 九州のバースの異名を取った山之内健一氏 今年3月に歌手デビューしていた

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 ランニングで早くも音をあげるダイエー時代の山之内健一さん=1989年撮影
 ランニングで早くも音をあげるダイエー時代の山之内健一さん=1989年撮影

 1988年夏の甲子園で本塁打キングに輝いた元ダイエー(現ソフトバンク)で、福岡第一出身の山之内健一さん(52)が28日、夏の甲子園で本塁打王に輝いた歴代40年の選手達の今を追った「THEプラチナリスト」に出演し、現在は歌手として活動していることを明かした。

 山之内さんは「九州のバース」の異名を取り、高校通算48本塁打の実績を引っ提げてダイエーに5位で入団。だが、高校時代に120キロあった体重を落としたことで「バッティングが分からなくなった」と、1軍出場通算7試合で0本塁打に終わり、わずか6年のプロ生活に別れを告げた。

 現役引退後は鹿児島で「もつ鍋 ばーす」を営む傍ら、プロ野球を目指す選手を指導している山之内さん。今年3月に転機が訪れ、歌手としてデビューしたことを明かした。体重は高校時代から40キロ落ちたスリムな体型になっており、「ホームランとは言わないけど、ヒットを打つような感じで積み上げていければ」と抱負を語っていた。

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