プロ野球「侮辱的な替え歌」の内容を「めざまし8」が紹介 阪神、中日が連日注意呼びかけ

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 谷原章介
 谷原章介

 フジテレビ系「めざまし8」で20日、プロ野球での「侮辱的替え歌」の内容が紹介された。

 プロ野球・阪神が14日、公式ツイッターで「球場での声出し応援が可能になっておりますが、観戦されるファンの皆様におかれましては、『選手を誹謗中傷するようなヤジ』、『侮辱的な替え歌』は絶対にお止め頂きますようお願いいたします」と注意喚起。中日も15日に公式ホームページや公式ツイッターで「声出し応援が可能となりましたが、『チーム、個人を傷つけるような発言』『応援歌にあわせた侮辱的な替え歌の合唱』など、相手を誹謗中傷する言動は絶対にやめていただきますようお願いいたします。選手の闘志を鼓舞する暖かい応援をお願いいたします。」と呼びかけていた。

 コロナ禍が落ち着きを見せ、ようやく声出し応援が解禁となったタイミングでの呼びかけだった。番組はプロ野球ファンが集まる飲食店などを取材。スタッフのコメントとして「東京ドームで7回に流れる(巨人の応援歌)『闘魂こめて』の替え歌を、レフトスタンド側の(対戦)相手側が(歌ってた)」というものを紹介した。

 さらにVTRで

「闘魂こめて 大空へ 球は飛ぶ飛ぶ 炎と燃えて」

と歌声付きで歌詞を紹介。続けて音声は本来の曲のままで、テロップで

「商魂こめて 大金で 球は飛ぶ飛ぶ ドームの風で」

と侮辱的替え歌の内容を紹介した。堀池亮介アナウンサーが「『大空』を『大金』に替えたり、『炎と燃えて』を『ドームの風で』などの言葉で歌われています」と説明した。

 MCの俳優・谷原章介は「それだけ巨人という球団が存在感が大きいということだと思うんですよね。アンチ巨人の方も多いと思いますし」と巨人に風当たりが強くなりがちであると解説。一方で、野球は相手チームがいるからこそ成立するとし「相手チームに対する敬意を表さないってことは、相手チームのファンにも敬意を表さないってことになる。いち野球ファンとしてみなさん考えていただきたい」と真剣な表情で呼びかけた。

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