俳優でコメディアンのアジズ・アンサリ(40)のコメディ映画『グッド・フォーチュン』の製作が無期停止となった。権利を獲得したライオンズゲートが、ハリウッドで脚本家組合のストライキが続く中、アジズが監督と脚本を担当し、セス・ローゲンやキアヌ・リーブスと共演する注目作の製作停止を発表した。
ハリウッド・リポーターによると、アジズは組合規則に従い、執筆活動をせずにロサンゼルスで撮影を続行していたものの、コリアタウンのロケではストライキのピケッティングに邪魔をされたという。ライオンズゲートはストライキ終了後に製作を再開できることを願っているそうだ。
アジズにとって、映画監督に挑戦するのは今回が2度目。監督第1作目となる予定だった『ビーイング・モータル』は、出演俳優ビル・マーレイの撮影現場での行動に対する苦情が寄せられたことから製作中止となる憂き目に遭っていた。