俳優のビル・マーレイが映画「ビーイング・モータル」の撮影現場で「不適切な行動」をしたとして調査の対象となっているという。アジズ・アンサリが長編映画監督デビューを果たす同新作の撮影は先週、苦情があったとして中断に至っていたが、デッドラインによると、それはマーレイに対するものだったという。
サーチライト・ピクチャーズは現在調査を続けており、アンサリと製作パートナーのユーリー・ヘンリーも問題解決へ向けて同社に協力しているという。来年公開予定の同作だが、今回の中断によりそれが延期されるかどうかは明らかになっていない。
アンサリが脚本も務め、セス・ローゲンも出演する同作は、終末期医療や医学が時代とともにどのように変化してきたかを探求するアトゥール・ガワンデのノンフィクション「死すべき定め 死にゆく人に何ができるか」を原作としている。
ビル・マーレイは2000年に撮影された映画「チャーリーズ・エンジェル」の現場でも、出演女優ルーシー・リューにひどい言葉を浴びせかけ、侮蔑的な態度を取ったとして確執があった。