『アメリカン・アイドル』ハワイ出身の18歳シンガーが優勝!度肝抜く歌声、伝説的歌手ら手放しの賛辞

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イアン・トンギ
イアン・トンギ

 ハワイ出身の高校生イアム・トンギ(18)が、『アメリカン・アイドル』で優勝した。トンガとサモアのルーツを持つイアムは、カイリー・ミノーグらをゲストに迎えた3時間にわたるファイナルで、同じくトップ3に選出されたメガン・ダニエルやコリン・スタウを抑え、栄冠を勝ち取った。

 スポーンブリーズィーの『ドント・レット・ゴー』で審査員と観客の心を奪いシーズン21の優勝者となった。また親のお気に入りの曲であるというキース・アーバンの『メイキング・メモリーズ・オブ・アス』を歌った時には、感動の様子を隠せないケイティ・ペリーが「私が何を言おうと関係ないと思う」とコメント。ライオネル・リッチーは「君は驚くべきストーリーテラーだ。ケイティと同様、こんなこと言いたくはないけど、すでに知っている曲で涙を流すなんてここで何をやっているんだろうね。素晴らしいパフォーマンスだった」と称賛した。

 そんなイアムは、オーディション時に歌った『モンスターズ』をジェイムス・ブラントと共演、今は亡き父ロドニーさんに捧げた。

 母親のリリーさんは、「これがロドニーが夢見ていたことです。彼はイアムが持っているものを皆に聴いて欲しかったのです。ここが彼がいるべき場所だと思います」と喜びを語っている。

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