韓国放送局のSBSが、自社のYouTubeチャンネル「SBS_HANBAM」で新たなK-POPコンテンツを創設した。KARAのホ・ヨンジが“アイドルクレーム担当マネジャー長”となり、アイドルたちの悩み解決に乗り出すという。記念すべき1回目のゲストとして、5月8日に3枚目のミニアルバム「MY WORLD」をリリースしたaespa(エスパ)が登場した。
「アイドル苦情箱」と書かれた箱に、4人それぞれが悩みを書いて投函(とうかん)し、これを基にトークを展開した。
末っ子メンバーのニンニンは「ペプシコーラが飲みたい」と記載し、その場で実現し笑顔に。ジゼルは「考え事をして眠れなくなる」と言い、ヨンジは「興味のない本を読むと、すぐ眠くなる」とアドバイスして笑わせた。またウィンターは「休みをください」と紙に大きく書きなぐり、ヨンジが画面を通して事務所関係者へ「休みをあげてください」と懇願した。
この日、ウィンターとニンニンが体の関節がとても柔らかいためにできる特技を披露すると、カリナは「私は特技がないので、インタビューで聞かれるたびに困っている」と明かす。特に悩んでいるのは「どれだけ運動をしても、筋肉がつかない」ということ。腹筋に憧れており、昨年1月にGOT the beat(BoA、少女時代テヨン・ヒョヨン、Red Velvetスルギ・ウェンディ、aespaカリナ・ウィンターで構成されたSMエンターテインメントのガールズユニット)として活動した際、テヨンとウェンディの腹筋を見て、とてもうらやましかったそうだ。
しかしそんなカリナ、実はラーメンを3杯食べても体系管理の必要がない、太らない体質の持ち主なんだとか。韓国のあるユーチューバーは、実物のカリナを見た時「リアルセーラームーン」と表現したほど現実離れしたスタイルだったという。
ダイエットに日々悩む人からすれば、これほどうらやましいことはなく「食べても太らない体質 vs 腹筋がすぐにできる体質」のどちらが欲しいかを問われたら、多くの人が前者を選ぶだろう。しかし、カリナのように後者を望む人ももちろん存在するわけで、当事者には当事者にしかわからない悩みがあるものなのだ。