今年の『第59回 百想芸術大賞』で、ドラマ部門の大賞に選ばれたパク・ウンビンのスピーチに対して「ソン・ヘギョを見習え」などと“口撃”した韓国の文化評論家、キム・ガプスが一連の発言について謝罪するも、懲りていない様子を見せた。
パク・ウンビンは『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』で同賞を受賞し、自身の名前が呼ばれた直後、涙を見せた。ステージに上がり、仲間へ何度も感謝の言葉を伝え、7分ほどのスピーチを行った。
これを観ていたというキム・ガプスは「(大賞受賞者に)名前が呼ばれてから、(パク・ウンビンが)テーブルからステージまで30回以上お辞儀をして出て来た。女優が周りのみんなにお辞儀をする。これが何の礼儀なのか」と言い「それでまた壇上で泣いて。18歳でもない、もう30歳にもなるなら品格というものがあるはずだ」と指摘。
また、最優秀賞を受賞した俳優の名を取り上げ「タン・ウェイやソン・ヘギョの行動が一番教科書だから見てみろ」など、非難の矛先を向けて、ネットユーザーの間で議論を呼んでいた。
そして5月8日に、YouTubeチャンネル『チョン・ヨンジン、チェ・ウクのメブルショー』へゲスト出演したキム・ガプスは、この出来事について「批判的に聞こえたなら申し訳ない」と謝罪。続けて「私は何を間違えたかというと、パク・ウンビンの受賞感想の内容は良かったのに、それを忘れてしまった。パク・ウンビンは素晴らしい俳優だ。狙撃する気はなかった」と釈明した。
しかしその上でキム・ガプスは「実は(受賞感想が)激しい人が別にいて、その方は存在感がなかった」「感情のコントロールや過剰な行動などについて、考えてみてほしいという発言だった」と付け加え、あまり申し訳なさが感じられない“謝罪”と“解明”をするのだった。