アニメ界のレジェンドが集結するイベント「アニメーションプロデューサー・丸山正雄のお蔵出し 竹宮惠子原作『夏への扉』上映+トークセッション」が6月17日、東京・神保町の一橋大学一橋講堂で開催される。アニメ上映イベント「AnimeDRIFTER(アニメドリフター)」を主催するクーベルチュール社が20日、発表した。
丸山正雄氏が手掛けた竹宮惠子原作のアニメ「夏への扉」(1981年)を上映するとともに、この作品を彩る声優陣を迎え、80年代から現在に至るまでのアニメ史をテーマにしたトークショーなどが行われる。出演者は丸山氏のほかに、声優の水島裕、古谷徹、古川登志夫、三ツ矢雄二、潘恵子。
丸山氏は1941年、宮城の塩竈築港⽣まれ北浜育ち。⼤学卒業後、手塚治虫の⾍プロダクションを経て、有限会社マッドハウス(現:株式会社マッドハウス)を設⽴。りんたろう、出崎統、川尻善昭、今敏、渡辺信⼀郎、細⽥守、⽚渕須直らとともに第一線に立ち続けているアニメプロデューサー。2011年には「進撃の巨人」「呪術廻戦」で知られるアニメーション制作会社MAPPAを設⽴。同時期に「スタジオM2」を⽴ち上げた。
丸山氏の企画・プロデュース作品はテレビアニメ「花⽥少年史」「はじめの⼀歩」、細⽥守監督映画「時をかける少⼥」、今敏監督の全作品「PERFECT BLUE」「千年⼥優」「東京ゴッドファーザーズ」「パプリカ」、⽚渕須直監督作品「マイマイ新⼦と千年の魔法」「この世界の⽚隅に」など多数。最新作は浦沢直樹と手塚治虫が原作の「PLUTO」で、年内にNetflix で配信予定。
チケットはチケットペイにて26日正午に発売を開始。チケット料金、タイムスケジュール等の詳細は公式サイトまで。