SMBCコンシューマーファイナンス株式会社は、3月14、15日の2日間にわたり、高校生または大学生等(大学生、短大生、専門学校生、浪人生)の子どもがいる40~59歳の男女1000人を対象に「金融リテラシーと家庭の金融教育に関する調査」を実施。8.1%が子供のマネートラブルに関する経験があることが分かった。
子どもが詐欺などのトラブルの被害に遭った経験を聞いたところ、「遭ったことがある」は8.1%、「遭いそうになったことがある」は11.7%となった。「遭ったことがある」と答えた81人はトラブル内容について回答。「ネットオークション詐欺」(29.6%)が最も高く、「フィッシング詐欺」(21.0%)、「ワンクリック詐欺」(17.3%)が続いた。
同社は「ネットオークションを利用している際、購入してから商品が送られてこない経験や写真と異なる状態の商品が届いた経験をした人、商品を送ったにもかかわらず代金が振り込まれない経験をした人が多いのではないか」と分析した。
また、子どもが詐欺などのトラブルの被害に「遭いそうになったことがある人」117人に、遭いそうになったことがあるトラブル内容を聞いたところ、「ワンクリック詐欺」(36.8%)が最も高くなり、「フィッシング詐欺」(31.6%)、「ネットオークション詐欺」(20.5%)が続いた。