ラッパーのカニエ・ウェストが、性的暴行を受けたなどとして訴えを起こしていた元アシスタントの女性と和解に達した。カニエは2021年から2023年まで自身のアシスタントを務めたローレン・ピショッタさんから、2024年6月に性的嫌がらせや契約違反、不当解雇で提訴されていた。その後2025年、ピショッタさんは訴状を修正し、ストーキングや性的暴行、性的人身売買、不法監禁などの疑いも追加していた。具体的には、性的なメッセージや映像を送りつけられたことや、同意なく性的行為に及ばれたなどとする内容が含まれていた。
両者は7月23日に和解契約を締結した。和解の詳細は明らかにされていないが、「USAトゥデイ」が入手した文書によると、この和解は「無条件」とされており、裁判所が定める条件なしで訴訟が却下される見通しだという。ピショッタさん側は45日以内に訴訟却下を申し立てる必要があり、9月28日には経過確認の審理が予定されている。
一方カニエ側は提訴当初、訴えを「根拠のないもの」だと一蹴し、代理人を通じて「彼女は資質不足であり、法外な金額(年俸400万ドル=約6億5000万円=を含む)を要求していたほか、みだらで常軌を逸した行動が複数回記録されている」との声明を出していた。