ドナルド・トランプ前米大統領が、現在起訴されている件で有罪判決が出ても次のアメリカ大統領選に出馬する意向を明らかにした。
今月4日に業務記録改ざんで34件の重罪を問われているトランプ氏、しかし来年の大統領選は「決して降りない」と宣言している。
起訴された史上初の元米大統領となったものの、フォックス・ニュースのインタビューで「決して降りないよ。私はそういうことをしない」とコメントした。
またマンハッタンの裁判所に出廷した際、裁判所の職員は涙していたとして、「驚くべきことだった。私がある意味刑務所でもある裁判所に行った時、受付の際に人々は泣いていたよ」と続けた。
同氏は、2016年の大統領選挙戦を前に口止め料として元ポルノ女優ストーミー・ダニエルズ氏に13万ドル(約1700万円)を支払った容疑に関する一連の罪で起訴され、刑事責任を問われている。
また11日には、フロリダ州でトランプ氏が、ダニエルズ氏に口止め料を支払う役割を担った自身の元弁護士マイケル・コーエン氏を相手取り、5億ドル(約662億円)を求めた訴訟を起こしたことが明らかになっている。