米国出身の俳優マイケル・ラーナー氏が死去した。81歳だった。1991年の映画『バートン・フィンク』のジャック役でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたマイケルが8日に亡くなったことを、甥で俳優のサム・ラーナーが発表した。死因は明らかにされていない。
シットコム『それいけ!ゴールドバーグ家』で知られるサムは、インスタグラムにこう綴っている。「僕たちは昨夜、レジェンドを失った。叔父のマイケルがどんなに素晴らしかったか、どれほど僕に影響を与えてくれたか、言葉にするのは難しい。彼の話はいつも僕を刺激し、演技を好きにさせてくれた。最高にクールで、自信に満ち溢れた才能ある男で、僕が彼の血を引いているという事実は、いつも特別な気持ちにさせてくれる」
さらに、マイケルの弟でシットコム『ハッピーデイズ』の俳優である父ケン・ラーナーを持つサムは、「マイケルを知る人は皆、良い意味で、彼がどんなに非常識だったか知っている。彼と多くの時間を過ごすことができて、とても幸運だ。そして、僕たちは皆、彼の作品をずっと見続けることができて、幸運だ」と続けた。
またオノ・ヨーコさんが60年代に制作した映像作品にも出演し、『NO WAY BACK 逃走遊戯』(1995年)では豊川悦司や嶋田久作らとも共演している。