男性の方がハラスメントの境界線に敏感!? 年代別は50代、役職別は課長クラスがトップ 社会人に聞いた

よろず~ニュース調査班 よろず~ニュース調査班
画像はいめジーです( aijiro/stock.adobe.com)
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 キャリアや就職・転職に特化した匿名相談サービス「JobQ」を開発・運営する株式会社ライボの調査機関『Job総研』がこのほど、354人の社会人男女(20~50代、1年以内~10年以上勤務、20人~1000人以上規模の会社に所属)を対象に「2023年ハラスメントの境界線調査」の結果を公表した。

 ハラスメントの境界線を正しく認識しているかを聞くと、「認識しているつもりだが正しいかは曖昧」が53.1%で最多。「正しく認識している」が28.0%、「何となく認識している」が17.2%、「全く把握していない」が1.7%で続いた。また年代別で「正しく認識している」の回答では30代が29.4%で最多、「正しいかは曖昧」は50代が59.5%で最多となった。

 ハラスメントと判断する境界線に対する意識については「とても敏感になっている」15.3%、「敏感になっている」22.9%、「どちらかといえば敏感になっている」23.4%を合算した61.6%が”敏感になっている派”の回答。”敏感ではない派”は38.4%で、内訳は「全く敏感ではない」6.2%、「敏感ではない」13.0%、「どちらかといえば敏感ではない」19.2%だった。

 また”敏感になっている派”を男女別で見ると男性が65.1%で、女性が54.8%と、男性の方が敏感になっていることがうかがえた。

 境界線に対する意識を年代別で見ると、”敏感になっている派”の回答は「50代」が67.6%で最多になり、次いで「40代」が62.3%、「20代」が60.5%、「30代」が60.0%。役職別では、”敏感になっている派”の回答は「課長クラス」が76.1%で最多になり、次いで「係長クラス」が71.4%、「部長クラス」が66.7%、「主任クラス」が65.5%、「一般社員」が59.0%と続き、最も低かったのは「役員」の40.0%だった。

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