意外?納得?日本男性2人に1人が「差別を受けたことがある」 〝仕事一筋〟ステレオタイプも顕在化

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
スーツを着た男性(C)1318432590,visualspace,GettyImages
スーツを着た男性(C)1318432590,visualspace,GettyImages

 11月19日は「国際男性デー」。「男性・男児の健康に目を向け、ジェンダー平等を促す」ことを目的に始まったとされるこの日を前に、ストックフォトサイト「iStock」を運営するゲッティイメージズは、ビジュアル調査「VisualGPS」で、日本の男性の2人に1人が「差別を受けたことがある」と回答したことを明らかにした。

 26カ国13言語1万人以上を対象に行った調査で、男性の差別の理由は、回答が多い順に「体型」「年齢」「人種・民族」。なお、女性の回答は「年齢」「体型」「人種・民族」の順だった。

 また、日本の男性の60%は「メディアや広告に自分が共感できる人が表現されていない」と感じていることも明らかになった。同社はGetty Imagesで1年間に最もダウンロードされた「日本人男性のベストセラー」ビジュアルが「ビジネス」だったとし、「家庭や余暇を楽しむ男性ではなく、仕事に励む男性の姿が多く、ストイックな『サラリーマン』のステレオタイプを反映しています」とコメント。「“仕事一筋の男性”は、女性よりも25%も多くビジュアル化されている」とした。

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