マスターのジャンボプリン作りが世界でバズった!都内の「純喫茶」 が訪日観光客に人気 午後2時前に完売も

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訪日観光客に人気の「純喫茶」、マスターのプリン作りがSNSで話題

 東京都港区西新橋にある喫茶店「ヘッケルン」が今、世界から注目されている。虎ノ門の一角にあり、創業50年以上となる行列が絶えない老舗店だ。人気の理由は、マスター森静雄さんが作る「ジャンボプリン」。腕を大きく回す独特の動きで、大きなプリンをお皿に盛っていく様子がTikTokなどでバズり、多くの支持を集めている。

 森さんによると、来店客らにスマホの画面を見せてもらっており、反響ぶりは把握している。「(TikTokが)こういうものか、というのはわかります。お客さんが、私がテレビに出たりしていると、それを『こうなっています』って見せてくれるから、そういう点ではわかるかな」

 アブダビから訪れた観光客の男性は「TikTokで見たけど、とても素敵なローカルな話題だと思った。プリンは大好物なので、友人を連れてきた」と来店した理由を説明した。だが、午後2時前に店を訪れたが、すでにプリンは品切れだった。「とても残念だった。でもそれは彼らが素晴らしい仕事をしているということだ」などと話した。

 森さんは「自分がこうやって(SNSなどに)出ているなんて、自分の方がびっくりしている」と話す。変わらずに続けた心を込めた接客が、時代が変わったことで世界に拡散されるようになった。

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