大ヒットホラー映画の撮影現場で不快な経験 人気俳優が監督から「異常なメモ」渡された過去

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 フレディ・プリンゼ・Jr.
 フレディ・プリンゼ・Jr.

 俳優のフレディ・プリンゼ・Jr.(47)が、1997年公開の大ヒットホラー映画「ラストサマー」の撮影で、ジム・ギレスピー監督から不快な経験をさせられたという。同監督は映画「クルーレス」で知られる俳優、ジェレミー・シストの出演を希望していたことから、フレディのキャスティングには反対だったという。

 フレディは、監督から「異常なメモ」を渡され演技を改善するように指示されたとして、トューファブ・ドット・コムで当時をこう振り返っている。「彼は『君ををこの映画には使いたくない』という事実について非常にはっきり言ってきたよ。それが最初の仕事で、そんな言葉を聞いたら、誰でも壊れてしまうよね」「監督が異常なメモを渡してきたことがあったんだ。『口を開けっ放しにするな。頭が悪く見える』という言葉がまさにそのままの言葉だ。忘れることができないよ」「自分が崩壊するか、この男をやっつけなければならない」「映画の撮影は苦労の連続で、毎日痛みに苦しんでいた」

 そんなフレディは、共演者のライアン・フィリップが不快な体験から救ってくれたとして、「ライアンが僕に近づいてきて、『あの男のことなんて気にするな。この映画のために何回オーディションしたんだ?』って言ったんだ。で僕が『5回』って言うと『君はそれを獲得したんだよ。役を与えられたわけではないだろ』って言ってくれたよ」と続けた。

 映画から降板しようとしたものの、プロデューサーの1人に説得されて残ることになったというフレディだが、結果的に同作でブレイク。自分のハリウッドキャリアをスタートさせただけでなく、2002年に結婚した映画「バフィー 〜恋する十字架〜」で知られる女優、サラ・ミシェル・ゲラーと会わせてくれたことから感謝しているという。「後で考えると、僕は悲しんでいない。あの映画が僕のキャリアをスタートさせた。あれがなければ、自分が持っているすべてのもの、妻、他の映画もなかっただろうからね。僕は、その苦労と痛みのおかげでにここにいるんだ」

 一方のギレスピー監督は17年、デジタル・スパイのインタビューでフレディが映画で役を務めることを推進したのは自分だったとして、こう語っていた。「誰もフレディを望んでいなかった。みんなは彼が柔らかすぎ、筋肉が足りないと思っていて、フレディはおそらく4回か5回スクリーンテストを受けた。彼が『もうやめた』と言い始めたところで、私は彼を説得してそれを続けるようにお願いしなければならなかったんだ。私は彼を望んでいたからね。彼はこれにぴったりだと思ったから。彼はジムに通ってトレーニングし、ダイエットして髪を切った。私は自分の信念を曲げずに、最終的に彼を選んだんだ」

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