エド・シーラン 死ぬ前に遺作アルバムを用意 心の病を乗り越え決意固める

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 エド・シーラン
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 英国のシンガーソングライターのエド・シーラン(32)が、遺言に遺作アルバムを含めることを明かした。ローリングストーン誌のインタビューで友人のジャマル・エドワーズとシェーン・ウォーンが短期間のうちに立て続けに他界したことにより自殺願望を抱いたことを初めて告白。遺作アルバムの曲を残りの人生で少しづつ書き溜めるつもりがあると語っている。

 「残りの人生にわたって徐々に、『完璧な』アルバムを作りたいと思っている。そして、自分がこの世を去った後、それがリリースされるように遺言に書いておきたいんだ」

 エドは、2022年2月に音楽プロデューサーのジャマル、そしてそのわずか1か月後にクリケット選手のシェーンが亡くなったことが、長年闘ってきたうつ病により「溺れているような感覚」をもたらしたという。「親友が亡くなった。彼は亡くなるべきではなかった。自分は人生で本当に落ち込む時が何度もあった。でも、去年までは実際にそれを認めることがなかったんだ」「もう生きたくないと思った。それは私の人生の中で常にあった感覚だった。まるで溺れているかのようなね」「波の下にいるような感じで、そこから抜け出せないんだ」

 また妻チェリー・シーボーン(30)との間に2人の娘、ライラちゃん(2)とジュピターちゃん(10か月)を持つエドは、うつ病により「自分勝手な」父親になってしまったと感じたという。「僕が育った場所では、自分の感情についてあまり語られることはないんだ。イギリスでは、セラピストに相談するのが奇妙なことだと考える人もいる。愚痴を言うことができて、その内容に罪悪感を感じなくてもいいような人がいることは非常に役立つと思う」

 さらにエドは自分の体形に悩み、食べ物を大量に食べた後に嘔吐するようになったことを認めている。「自分は元々自意識過剰だった。でも自分は他のすべてのポップスターと比較される業界にいるんだ」「ワン・ダイレクションと同じ流れに乗っていたけど、なぜ自分には腹筋がないのかと思っていたよ。そして、『ケバブを好んで食べ、ビールを飲むからだ』と思ったんだ。そして、ジャスティン・ビーバーやショーン・メンデスと曲を作るようになった。彼らはみんな素晴らしい体型をしている。だからいつも『なぜ自分はこんなに太っているのか』と思っていた。

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