ラッパーのコスタ・ティッチさんが死去した。28歳だった。コスタこと本名コンスタンティノス・ツォバノグロウさんは11日、米フロリダ州のウルトラ・ミュージック・フェスティバルのステージで突然倒れ、その場で息を引き取ったという。
遺族からの声明にはこう綴られている。「悲惨なことに死がドアをノックしてきました。私たちから最愛の息子、兄弟、孫で、コスタ・ティッチのステージネームのもと、南アフリカが愛し、崇拝していたコンスタンティノス・ツォバノグロウを奪ったのです。今彼の死を認めなければならないことに深く心を痛めています。緊急対応をしてくれた人々、この世界での最後の数時間に傍にいてくれた人々全員に感謝しています」
「家族として困難な時に直面していますが、自分たちに降りかかった運命を理解し共に結束する時間とスペースをいただけるようお願いいたします」
『ビッグ・フレクサ』や『ゴート』といったヒット曲で知られるコスタさんについて声明はこう続く。「ツォバノグロウ家は私たちの息子に皆さんがくれた愛とサポートに感謝しています。そして彼を魂の中で元気づけていって欲しいです。皆さんの祈りに私たちを含めて、主のもと高められますようよろしくお願いします」
そんなコスタさんの早すぎる死にテレビタレントのオティ・マブセは「安らかに眠って」と、ボーイバンドNSGは、「その伝説は永遠に生き続ける」と追悼の言葉を、また、ミュージシャンのプリディ・アグリーはこう綴っている。「お前の星は昇り続けるだろう。お前の昇天の最中でさえも。俺たちの心、この空の中でお前は永遠に生き続ける。彼が愛した人々、友人、家族、ティッチギャングたちに心からお悔やみを」