【漫画】花粉の時期は食べ物アレルギーを発症しやすい!? バナナで死にかけた体験談が話題

松田 和城 松田 和城
漫画「バナナで死にそうになった話」-1(楠あやとさんツイッターより)
漫画「バナナで死にそうになった話」-1(楠あやとさんツイッターより)

 今年も花粉シーズンに突入。外に出ると苦しそうにくしゃみをする人を見かけるようになった。ツイッターでは同時期に食べ物アレルギーを発症し、危険な目にあった体験談を描いた漫画が注目を集めている。

 楠あやと(@Kusunoki_Ayato)さんは8日、「バナナで死にそうになった話」とつづり、漫画を投稿。アレルギー科の専門医から聞いた話をもとに、花粉アレルギーの人は食べ物アレルギーを発症する確率が高いと、注意喚起を行った。

 楠さんはある日、バナナを食べていたら突然気分が悪くなり、気が付くと意識が飛んでいた。かかりつけ医から紹介された公立病院に向かうと「バナナアレルギー」という診断結果。専門医から「もう一度バナナを食べると、アナフィラキシーショックで死ぬよ」と言われ、楠さんは「バナナで死んだ人になるところだった」とショックを受けた。ちなみに、バナナは連日食べていたわけでなく、おやつでお菓子のバナナ製品を食べたときに突然発症したという。

 過去にもスギ花粉のアレルギーが出た後にメロン、パイナップルのアレルギーを発症したという楠さん。専門医の説明を受け、これまでないと思っていた因果関係が明らかになった。漫画内では、アレルギー反応とみられる症状や検査方法を紹介。「花粉の時期が危ないんです!」「食べ過ぎに注意です!」「もし思い当たる節のあるからは迷わず病院へ!」と注意を呼びかけている。

 ツイートは8日までで2500超のリツイート、4500超の「いいね」を獲得。大きな反響があった。「私もバナナアレルギー」「完全にこれ。花粉のせいでいろんなもの食べられなくなってしまった」「そうそう、、、花粉の時期は桃とか食べないようにしてる」「私もこれなんだけどもっと周知されてほしい」など共感の声や体験談が多く寄せられた。

 楠さんは「アレルギー持ちだけど、なかなか周りにアレルギーの理解がなく、『アレルギーは甘え、苦手なだけでしょ?』と言われてる方や、同じく急にアレルギー発症して呼吸困難になった方など、様々な体験談がありました。まだアレルギー発病してない方でも、花粉症な方はリスクがあるので、もし何かあったら病院!と知っていただければ幸いです」とコメントした。

 楠あやとさん:ツイッター

 楠あやとさんnote記事:漫画裏話、その他の漫画はコチラ!

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