俳優の飯田基祐が6日、フジテレビ系「突然ですが占ってもいいですか?」に出演。若い頃に襲った家族の苦労を明かした。
飯田は、同じくフジ・カンテレ系ドラマ「罠の戦争」に出演している坂口涼太郎、小野花梨と一緒に、手相占いの大串ノリコ氏の鑑定を受けた。
大串氏からこれまで、障害のある人生だったのではと指摘された飯田は「障害は障害で常にありますね」「親の仕事もありますし、最近だと親の介護とか、常にあります」とコメント。スタッフから両親について聞かれると「父は会社経営で裕福だった。でも従業員の人がお金を横領してしまって。それが何人かいて、会社が潰れ、家も取られ、ドラマじゃないが、家中の家具に差し押さえの札が貼られた」という壮絶な過去を打ち明けた。
大串氏が「17歳ぐらいの時?」と言うと、飯田は「そうですね。一家離散じゃないが、兄はいなくなり、姉も結婚してよその家に行き、結局僕が夜逃げ同然で、小さいけど車を持っていたので、家財道具運んで、その後両親と3人で一緒に住んで」と、家族も一家離散となってしまったという。
そんな苦労の中でも「自分の人生もなんとかしないといけないと、役者をしてみたり」と言うと、横にいた坂口や小野も驚きの表情。ただ、その後に大串氏から「(今後は)ずっと開運」と言われ「やった!ホッとした」と大喜びしていた。
飯田は、「罠の戦争」ではいつも冷静沈着な首相秘書の猫田を好演。スタジオの沢村一樹も「2時間ドラマに(飯田が)いたら、だいたい犯人」と、キーパーソンであることが多いと指摘。大河ドラマ、朝ドラなどにも数多く出演している名バイプレーヤー。