マイクロソフト社の創業者ビル・ゲイツ氏(67)が、火星に行くことは上手なお金の使い方ではないとの見方を示した。イーロン・マスク氏(51)が計画を立てている火星までの旅行費用ついて、命を救うワクチンにかけた方がいいとBBCのインタビューで話した。
「実際火星に行くまでの費用はかなり高額だ。はしかのワクチンを買った方がいい。1000ドル(約13万円)で一人の命が救えるのだから。それで行動を制限して、火星になど行かなくていいんだ」
一方、マスク氏の会社スペースXは火星への有人飛行、最終的には火星に住むことを目指しており、他にもジェフ・べゾス氏やリチャード・ブランソン氏も自身らの宇宙計画を進めている。
ゲイツ氏は新型コロナウイルスによるパンデミック中にその緊急事態から利益を得ていたという陰謀論についてこう話していた。「予測していないことだった。パンデミックの間に、自分が意図的に起こした、もしくは人々を追跡しているというメッセージが何千万とあった。ワクチンに関わったのは本当だ。しかしそれは人々の命を救うワクチンだ」「こういったメッセージは真逆の類いさ。黒幕のブギーマンを人々はみたいんだろう。単純すぎる説明の裏にいるね。悪意というのは生物学よりもあまりにも簡単に理解しやすいから」