元自衛官の芸人、やす子(24)が30日、フジテレビ系で放送された「突然ですが占ってもいいですか?」に出演。壮絶な生い立ちを語った。
14歳か15歳の時に「本当に死ぬくらい」の交通事故に遭い、九死に一生を得たというやす子。事故の後、「家庭環境も悪くなり、親元を離れて生活してたこともありました。学費も払えなくて散々な状況」だったといい、「これ言ってもいいか分かんないけど、人生をやめちゃおうかな、と思う時がありました、中学生の時」と明かした。
高校では、いじめに遭った。「すごいネチネチした子」に「○○ちゃんって、ほんと女子だよね」と言ったことがきっかけで、「ハブられ」てしまい、「ずっと便所で3年間ご飯食べて」いたことも明かした。居場所は図書館だったという。
自身を「人とうまくいかないことが多い」と話す。「そもそも自衛隊に入ったのも、18歳を過ぎたら誰も助けてくれない、家も借りれない、衣食住も揃ってる、安定を求めて入って。山口県が衣食住が揃ってるのが、パチンコ屋さんと自衛隊しかなくて。パチンコ屋さんが落ちたので自衛隊に入らざるをえなくて、入った。助けてくれ~、って思いで」と入隊理由も振り返った。
その後、20歳で上京し、清掃員をしていたが、21歳で友人に芸人に誘われ、今に至る。最近はSNSの発信でも話題に。昨年11月にプロ技メイクで変身した姿は「ガッキーかと」「美少女」と大きな反響を呼んだ。