がん闘病の秋野暢子 60歳で尊厳死協会会員に、臓器提供も意思表示「お役に立てれば」

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 秋野陽子=22年3月撮影
 秋野陽子=22年3月撮影

 頸部食道がんのステージ3と診断され、治療を続けている女優・秋野暢子(65)が29日、ブログを更新。60歳のときから毎年、年末に書き換えているというエンディングノートについてつづった。

 秋野は、のどと食道に大小5個のがんができていたが、7月からの放射線と抗がん剤治療で、「大きな癌」は消えたと報告している。娘はクリスマスイブの24日に29歳の誕生日を迎えた。

 ノートには「葬儀の事、財産の事(たいして無いんだけど(笑))保険の事、特に今はネット関係の事(スマホのロック解除方法とか)」などを書いているという。

 また、「60歳のときに入った尊厳死協会」の「延命はしないでほしいという意思表示」となる会員証や、臓器提供意思登録カードの写真もアップ。「臓器の提供もできる部分はお役立てればと意思表示してます」と説明した。

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