リアリティ番組出演で人気の歌姫、食道がんで死去 1年の闘病生活も実らず

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 トレイシー・ブラクストン
 トレイシー・ブラクストン

 アメリカ人歌手のトレイシー・ブラクストンが死去した。50歳だった。トニー・ブラクストンの妹でリアリティ番組でもその名を知られていたトレイシー、1年に渡る食道がんとの闘病生活後、11日(金)帰らぬ人となったことが夫ケヴィン・サーラットさんから発表された。

 サーラットさんはTMZにこう話す。「公に明かす時がやってきました。1年間食道がんの一連の治療を受けてきた最愛のトレイシー・ブラクストンが天国へと旅立ちました」

 一方、トニーはインスタグラムにモノクロの家族写真を投稿、こう綴っている。「本当に残念なことですが、私たちの妹、トレイシーの他界をお知らせします。言わずもがな、明るく素晴らしい娘で、素晴らしい妹、愛に溢れた母親、妻、祖母、そして尊敬されるパフォーマーでした。彼女の不在をとても寂しく思う事でしょう。トレイシーは今朝、雪が降る中旅立ちました。私たちの天使が今、雪の結晶となりました。私たちのプライバシーの尊重をお願いします。愛を込めて彼女を故郷へ送り、その人生を祝福する予定です。私たちは永遠に家族です」

 母親、姉妹、そして25歳の息子を残し、家族に囲まれながら亡くなったというトレイシーは、トニー、トワンダ、トリナ、タマーらとのポップグループ、ザ・ブラクストンでデビュー、商業的な成功は収めなかったものの、その後長女トニーは『アンブレイク・マイ・ハート』などのヒット曲を出し、ソロアーティストとして活躍している。

 一方トレイシーは、ブラクストン家を追ったリアリティ番組『ブラクストン・ファミリー・ヴァリューズ』に出演、その名が知られるようになった。

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