ヘンリー王子とメーガン妃がイギリス王室からの謝罪を求めているという。2020年に退位しプライベートな生活を求めロサンゼルスに移住した2人だが、先日レディ・スーザン・ハッセーが黒人の慈善団体責任者の女性に対し、出生を執拗に質問したことを謝罪した件を受けて、自分たちは英王室から「そのようなことは何も」してもらっていないと不満を漏らしているという。
同夫妻に親しいある関係者がザ・サンデー・タイムズ紙にこう話す。
「ヘンリーとメーガンが色々な憂慮を明かした際は、そのようなことは何もありませんでした。話し合いや正式な謝罪、責任を取ることも説明も何もありません。信じがたいことです。今彼らは100%確実に話し合いの場を設けたいと願っています」
2018年にヘンリー王子と結婚し、アーチー君(3)と1歳6カ月のリリベットちゃんがいるメーガン妃だが、オプラ・ウィンフリーとのインタビューで、妊娠中に英王室から生まれてくる子供の肌の色について懸念されたことを暴露していた。
一方、ウィリアム王子のゴッドマザーで故エリザベス女王のお付きの女官だったレディ・スーザン・ハッセー(83)は、先月にカミラ王妃が主催したレセプションでンゴジ・フラニさんに対し「本当は」どこから来たのかと繰り返し尋ねたことが明るみになり、王室での役職から辞任していた。
英王室は16日に声明を発表。レディ・ハッセーとフラニさんが再会を果たしたことについてこう綴っていた。
「今回の会合は温かさと理解に満ちたものとなりました。レディ・スーザンは、自らの言動と、それがフラニさんに与えた苦痛に関して真摯に謝罪しました。レディ・スーザンは今後必要とされる意識を深めることを誓い、この分野に関する問題について学ぶことができた今回の機会に感謝しています」