N党立花孝志党首、NHK新会長に訪問集金制度廃止継承を期待 撤回なら自宅ピンポン突撃

杉田 康人 杉田 康人
NHK党の定例会見に出席した立花孝志氏
NHK党の定例会見に出席した立花孝志氏

 NHK党の立花孝志党首(55)が9日、国会内で党の定例会見に出席。NHKの次期会長に決まった元日銀理事の稲葉延雄氏(72)を「お年も70歳を超えているということで、これからNHKが抱える問題…デジタル化を迎えて、公共放送から公共メディアへというものについていける人なのか。そこは『?』マーク以外浮かばない」と評した。

 NHK次期会長に「どう考えても、僕が適任」と〝立候補〟していた立花氏。「お年であっても今のメディアのこと、デジタルが詳しい方ならわかるのですが、日銀であったりコピー会社であったり、まったく畑違いの人がやられるということで、特段大きな変革が期待できない」と首をかしげた。

 前田晃伸会長は、NHK受信料の訪問集金制度を見直し、2023年9月末までに廃止することを打ち出している。稲葉新会長の路線継承を「唯一期待できること」とした立花氏は「これを撤回するようだったら、私は執行猶予中の身ですけども、稲葉会長のところにお邪魔して『ピンポン、ピンポン』しないといけない」と〝突撃〟を予告する。

 立花氏は2020年1月、前田会長宅を深夜にアポなし訪問。前田会長に、訪問人集金制度廃止を決断させたと自負している。「本当に女性は、家に来られることは恐怖でしかないですよ…今の時代。事前に相手に了承を得て行くのならわかりますけども。用件としてお金くださいということは、弁護士でも普通やらない。直接訪問するというのは時代遅れ。危険なので。前田会長の意思を引き継いでいただきたい」と、稲葉新会長に念押しした。

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