俳優の小栗旬(39)が7日、都内で行われたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜、後8・00)のファンミーティングに新垣結衣(34)、坂口健太郎(31)らと登場した。
伊豆の純粋な若武者が徐々に闇落ちし、鎌倉幕府の二代執権・北条義時として君臨するまでを描く同作は残すところあと2話。
約1年5カ月の撮影を終えた小栗は、オファーを受けた当時を振り返り「ものすごく悩みました。決め手になったのは最後の最後に、うちの母が『来年1年大河やるなら私は来年1年間生きる』と言ってくれたから。決めてよかった」と晴れやかな表情を浮かべた。
18日の最終話では義時の最期が描かれる。制作統括の清水拓哉氏は「台本を読んだとき、こういう死に方をするのか義時は…と思って、解釈を巡ってキャストもみんないろんな感想を持ちましたね。一様に驚いた死に様です」と説明。すでに多くのキャストが作品から退場し、結末を知る者は少ない。
義時の息子、泰時役の坂口は「すさまじい最終回。大河ドラマで見たことのない最終回になっている」とうなずき、小栗は「作品に参加できたことを誇りに思っております」と結んだ。