NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は次回12月4日に第46回「将軍になった女」が放送される。残り3話。歴史年表では承久の乱が迫り、作・脚本の三谷幸喜氏や主演・小栗旬らが衝撃的ラストと予告している最終回に注目が集まる。
三谷氏は最終回に関して、アガサ・クリスティー作品が参考と予告していることからも、ネット上では北条義時(小栗)暗殺で推察が盛り上がっている。
直近の物語の流れでは、鎌倉幕府の実権を握った義時が、次世代のためとして強引で非情な剛腕手法を繰り返し、周囲から反発を受けていることから、ネット上では「義時最期はオリエント急行と予想」「身内をはじめ周りの人間に恨まれて、自らオリエント急行に乗ろうとしているようにしか見えない」「義時暗殺(オリエント急行説ぽい)」「オリエント急行でほぼ決まりじゃないか」との投稿が相次いでいる。
義時暗殺に動くのであれば、動機は恨みだけでなく、正義、野望などさまざまな理由がありそう。
◆姉・北条政子(小池栄子)…息子2人、孫2人の暗殺に義時が関与。
◆妹・実衣(宮澤エマ)…現状、兄妹仲は良好だが、次回どうなるか。
◆弟・時房(瀬戸康史)…兄義時と「修羅の道」に応じるが、最近は闇の重たい任務も続く。つかみどころのない存在。
◆妻・のえ(菊地凛子)…北条になじめず、義時とは険悪に。息子政村を北条跡継ぎに狙う。
◆長男・泰時(坂口健太郎)…父義時の暴走を「私が止めてみせる」と宣告。(義時はうれしそうだが)。ただし、義時没時は在京と伝わる。
◆次男・朝時(西本たける)…愛すべきキャラクターだが、義時からはあまり期待されず。
◆三浦義村(山本耕史)…北条を倒して三浦が頂点に立つ野望が消えず。
◆大江広元(栗原英雄)…義時と盟友関係にあるが、慕うのは尼御台。