ライアン・ジョンソン監督(48)は、ミステリー映画「ナイブズ・アウト」シリーズの3作目を「できるだけ早く」作りたいと考えているようだ。しかし、前2作でジョンソン監督と仕事をしたプロデューサーのラム・バーグマンは、3作目は優先作品ではあるものの「厳しい挑戦」になることを示唆している。
ラムはComicBook.comにこう語っている。
「1作目は、(ジョンソンの)頭の中に何年も前からアイデアがあったのですが、彼が実際に紙にペンを走らせ始めたのは1月末頃で、10月末には撮影していました。それはとても早いペースです」「今作(『ナイブズ・アウト:グラスオニオン』では、当初彼は本当にアイディアがなく、彼は一旦ただ考えることをやめ、そして9カ月後に真剣に書き始めて、その1年後に撮影しました」
「彼は次の作品をできるだけ早く作りたいという意欲があります。でも、彼がどれくらいのスピード感を持っているかはこれからわかるでしょう。今回は厳しい挑戦になりそうです」
そんなジョンソン監督は第3作目の執筆をまだ始めておらず、ダニエル・クレイグ演じる探偵ブノワ・ブランの事件解決へのプロットと舞台の両方についてよく考える必要があることして「ああ、もう『ナイブス・アウト3』の執筆を始めなければならないんだ。次のブノワ・ブランのミステリーは何なのか、題名は何なのか、舞台はどこなのか、考えなければならない。やることがたくさんある。だからまだ期限は決めないよ。絶対間に合わないからね」と告白している。