女優ミラ・クニス(39)は「ウクライナ出身であることをこれほど誇りに思ったことはない」という。ミラはウクライナの伝統を常に誇りに思っており、ロシアとの紛争が続く中、同国への支援を声高に訴えてきた。
俳優アシュトン・カッチャーとの間に2人の子供がいるミラは、こう語っている。
「両親と私はお互いにロシア語を話すから、(子供たちは)その中で育ってきた。彼らはウクライナ人とのハーフであることに自負心を持っているのは当然ね」「実は私はとてもアメリカ人で、ロサンゼルス育ちなの」
「とはいえ、ウクライナ出身であることをこれほど誇りに思ったことはないわ。子供たちがその伝統を引き継ぐことができるのは本当に光栄ね。幼いころは同化したいだけだから」「今の世の中、色々恐ろしいことがあるけど、『君は違っていて、それはクールなことだ』というアイデンティティの感覚は新しい。私はそれに感謝してるの」
ミラは、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領から声を上げて母国を支援したことに個人的に感謝されている。しかしミラは、実は10年近く前から大統領と知り合いだったという。二人の初めての出会いについて聞かれたミラはピープルにこう話している。
「8年ほど前、(ウクライナのドラマ『国民の僕』の)リメイク版がロサンゼルスで買い付けされていたの」
「私はABCと契約していたし、必死になって番組をこのネットワークに持ち込もうとしていた。最終的には競り負けたけど、その過程でゼレンスキーという俳優と話をしたの。数年後、ニュースでウクライナに新しい大統領が誕生したのを見て『ユダヤ人の大統領?おめでとう!この名前、すごく聞き覚えがあるわ』と思った。自分のメールを検索してみたら『この人知ってる!』って感じだった。私たちだけの小さな可愛い出会いね」