ウィリアム皇太子夫妻が、アメリカ訪問初日にバスケットボールの試合を観戦した。ウィリアム皇太子とキャサリン妃は訪問初日の30日夜、ボストン・セルティックス対マイアミ・ヒート戦を、マサチューセッツ州のモーラ・ヒーリー新知事やセルティックスの元有名選手であるサッチことトーマス・サンダースらと共に観戦、セルティックスに声援を送っていた。
セルティックスの試合では毎回「我々の中にいるヒーロー」を選出するのが恒例となっているが、同試合では、3日に開催される第2回アースショット賞授賞式へ向けて同市を訪れている夫妻に敬意を示し、15歳の気候変動活動家を選出、試合の合間には夫妻と交流する場面もあった。
また夫妻は、同チームが設立した、地元の人々を支援する「ボストン・セルティックス・シャムロック・ファウンデーション」や、母子のケアを提供する移動ユニット「カーブサイド・ケア」といった慈善団体の代表らとも言葉を交わした。
夫妻はこの日、ボストン市のミシェル・ウー市長と共に市庁舎を訪問、アースショット賞開催へ向けて市内ランドマークの数々が緑にライトアップされる演出もあった。皇太子は雨の中訪れた「頑健な」ボストン市民に感謝し、「今週アースショット賞のファイナリストを祝福するのが待ちきれません。私達は、この数日間マサチューセッツの人々による革新的な気候変動への対処法について学ぶことを楽しみにしています」と語った。
MGMミュージック・ホールで開催されるこの式典には、ビリー・アイリッシュとエリー・ゴールディング、アニー・レノックス、R&Bデュオのクロイ&ハリーを含む豪華な顔ぶれが出演、また『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のラミ・マレック、コメディアンのキャサリン・オハラ、女優シェイリーン・ウッドリーがプレゼンターを務める。