子供のイヤイヤ期を、お嬢様言葉を使うことで乗り切った母のエピソードがSNS上で大きな注目を集めている。
「息子のイヤイヤ期を全てお嬢様言葉で乗り切ったので影響されてお嬢様言葉の2歳男児が爆誕したんですけど、昨晩は夕食の準備中に息子が『お先に頂いても…?』と言った後に勝手に晩御飯を食べ出したので笑って止められなかったですね…」
と件のエピソードを紹介したのは、現在、4歳男児の育児に取り組んでいる"アラフォーゆるワーママ"のよもさん(@yomo_baby)。
当時よもさん母子は
(子)「服着たい!!」
(母)「もう着ておりますわ!!」
(子)「着たいの!!」
(母)「この上なくお召しですわ!」
(子)「やだー!」
(母)「わたくしもですわ!!!」
(ここで子供が服を投げる)
(母)「あら!!いけませんことよ!!!!」(大袈裟に驚く)
(子)「へへへ」
(子)「まぁ!!可愛いお顔ですこと!!!」(抱っこして誤魔化す)
というようなやりとりを続けていたそうだ。甲斐あって無事にイヤイヤ期を乗り切ったよもさんと、丁寧な言葉遣いを身に付けた息子…。よもさんのエピソードに対し、SNSユーザー達からは
「イヤイヤ期を『お嬢様言葉で乗り切った』というパワーワードよ…!詳しく教えてください!!」
「私もコテコテの関西弁でキレそうになるので、お嬢様とまではいきませんが標準語?の良いとこの子 って感じの喋り方で乗り切ってます。笑
たしかに娘の喋り方もそうなってます💦笑」
「声出して笑いました笑笑
うちの娘も祖母の影響か『私達も寝ましょうか?』と言うんです🤣
イヤイヤの時こそお嬢様言葉良いですね✨」
など数々の絶賛の声が寄せられている。
よもさんにお話を聞いた。
ーーイヤイヤ期をお嬢様言葉で乗り切ろうと思われた経緯をお聞かせください。
よも:元々、私の言葉遣いがあまりよくなく、イヤイヤ期のイライラで更に悪くなるのではないか、息子にそれが影響するのではないかという懸念があり、どうせなら楽しく乗り切ろうと思ってテンションの高いお嬢様を演じました。息子の言葉を否定しない、傾聴するみたいな裏テーマもあったと思います。
ーー当時のお子さまのお嬢様言葉への反応、お嬢様言葉の効果をお聞かせください。
よも:最初は聞きなれない言葉遣いにキョトンとしていましたが、そのうち語尾などに影響がみられたあたりでイヤイヤ期が落ち着いたので、今後の影響も鑑みてお嬢様言葉やめました。2歳当時で「〜しませんこと?」みたいな話し方をしていたと思います。
ーー現在のご子さまの言葉遣いはいかがですか?
よも:現在4歳ですが、敬語を話すなど言葉遣いは綺麗な方だと思います。人の家に遊びに行くときは「お邪魔します、お世話になります」などを玄関先で言うので面白がられます。幼稚園の先生からは話し方が可愛いと褒めて頂くことが多いです。お嬢様言葉はほとんど忘れていると思うのでその点はホッとしています。
ーーこれまでの反響へのご感想をお聞かせください。
よも:こんなに肯定的な反応をいただけると思わず驚いています。妊娠中から今に至るまでたくさんのTwitterの育児アカウントの方々から様々な育児ライフハックを参考にさせて頂いて来たので次の世代の方の何かしらの役に立てていたら嬉しいですね。
◇ ◇
お嬢様言葉の影響があってかなくてか、よもさんの息子は現在、仏像や土偶が大好きに。「似た趣味の幼稚園児さんを育てていらっしゃるお母さんがおられましたら仲良くなりたいですね」とのことなので、ご興味ある方はぜひTwitterやnoteのアカウントをチェックしていただきたい。息子の土偶趣味についてはnoteの記事「もしも我が子が"土偶"にハマったら親がするべき5つの行動」に詳しい。
よもさん関連情報
Twitterアカウント:https://twitter.com/yomo_baby
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