立民・小川幹事長 再合流提示を「お花畑」と一蹴の国民・榛葉幹事長に反論「私の頭の中がお花畑であれば…」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
立憲民主党・小川淳也幹事長
立憲民主党・小川淳也幹事長

 立憲民主党の小川淳也幹事長(53)が15日、国会内での定例会見で、国民民主党の榛葉賀津也幹事長(57)が立民、国民の再合流ラブコールを「お花畑だね」と一蹴したことについて「もし仮に、私の頭の中がお花畑であれば、立派な花を咲かせて、そして立派な実を、果実を成らせて、そしてその果実を国民の多くの皆さまの口に入れるぐらい本気で、本物の、凄みのあるお花畑を目指したいと思っています」と反論した。

 小川氏はこの日、国民民主との望ましい関係について記者団から問われ「源流を一(いつ)にし、今もいわゆる連合(日本労働組合総連合会)に象徴される…連合さんも今、中小企業や非正規雇用の労働基本権をどうするかという大きな課題を抱えているわけですが、とはいえ、働く労働者の側に立った価値観で政治を動かしたいという共通の目標を掲げる両党だという認識」と述べた。

 その上で「極力、可能な限り足並みをそろえて。今の自民党政権もこれだけ傷んで、これだけ制度疲労を起こしている。代わる受け皿を望んでいる国民は相当数いますから、そこに貢献するのが本来のあるべき姿」と強調した。

 榛葉氏の「お花畑」発言について、受け止めを問われた小川氏は「昔からそういう方なんですよ。来週もあるんだけど、JRの関係の議員連盟で会長榛葉さん、事務局長小川(淳也)さん。一緒に…来週は久々に、公の場で並べるなと思って楽しみにしているんですけど。非常にやっぱり分かりやすく、そして大衆の心をつかむ演説に優れた方です。これは昔から。今に限らず」と持ち上げた。

 一方で「先輩なんで、あらゆることおっしゃること、すべて受け止めているんですけど。あえて苦言兼ご助言…苦言+助言÷2ぐらいで申し上げると、個人攻撃にならないように気をつけられた方がいいかなとは思います」と物申した。

 立憲民主党が蓮舫前参院議員(57)を参院選全国比例で擁立するとの一部で報道された際、榛葉氏が3月7日の国会内での定例会見で「帰ってくるのはウルトラマンと蓮舫さんだけ。3分しか戦えないけど、立候補するのは自由」などと発言したことについて「当方にとっても、蓮舫さんの出馬問題というのは非常に難しい課題のひとつ。蓮舫さんに対して失礼だなと。私は公に苦言を呈しました…自らの発信でですね。非常にいい所を突かれた、うまい表現をされるんですけど、常々。個人攻撃にならないようにされた方が、公党の幹事長としては望ましいんじゃないかという意見は持っています」と述べた。

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