元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂が18日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演。2年連続の米大リーグ・アメリカンリーグのMVPを逃したエンゼルス・大谷翔平投手について言及した。
この日、両リーグのMVPが発表されたが、ア・リーグのMVPは当初の予定より、1時間以上遅れての発表となった。ア・リーグの本塁打記録を塗り替えたヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手との一騎打ちと目されていたが、記者30人中、28人が1位をジャッジに投票、大谷の1位票は2人にとどまった。合計でジャッジの410票に対して、大谷は280票で2位だった。
一茂は「個人的にはとても悔しい思いというか。大谷選手じゃないの?と思ってましたけど」としながらも、「大谷君ファンとしてはジャッジ素晴らしいなあ」とたたえた。「マリス(の本塁打記録)を抜いたというところと、ヤンキースというのも大きいでしょうし」と、人気球団で大都市をフランチャイズにするジャッジに有利に働いたと分析した。
それでも一茂は「別枠で作った方がいいんじゃないかなあ、MVPを。だって、二刀流って比較できないと思うよ。何度も言うように、しつこいけど」と諦められない様子だった。