女優・小雪が28日、NHK「あさイチ」に出演し、2拠点生活について語った。夫で俳優・松山ケンイチとの間に2男1女の3人の子どもをもうけた母でもある小雪は、3年前から東京都と自然豊かな地方の2拠点生活を送っている。
都心と地方の割合については「今は、撮影の時だけ(都心に)戻るっていう感じです。子どもたちも(わたしが)行ったり来たりすると不安定な部分もありますので、父と母が入れ替わって仕事をしているという感じです」と地方が中心だと説明した。
地方での暮らしぶりも明かし、野菜を自ら育て、みそも手作りしていることも語った。野菜の写真では、本格的なビニールハウスで栽培を行っていることも説明。MCの博多華丸・大吉の大吉は「家庭菜園のレベルじゃないですね」と驚いた。
野菜作りについては「夫が地方で暮らしてみたいというのに付随して、野菜とかも徐々に『やりたい』ということで、お手伝いしてるんですけど、わたしが結局管理することになって」といつの間にか自らが中心となって栽培していると明かした。
採れたイチゴでアイスクリームを手作りすることもある。「アイスクリームとか子どもが好きなので。買うっていう行為も、本当に田舎に住んでて大変っていうのもあるし、(子どもたちが)自分たちで行けるような距離でもないし」と住居の近くに店がないような状況のため必然的に手作りしていると語った。さらに「あるものでどうやって暮らすかっていう創造力も生まれるし、ちょっとスペックが高くなるんですよね」と教育にも効果があるとした。
地方での生活については「最初は不便を感じました」と告白。「すぐ手に入るようなものが手に入らないっていう歯がゆさみたいなものも感じましたし、ちょっとストレスだなって感じる時もありました」と明かした。一方で、食が豊かになり「『これでもいいや』とか『これでも十分おいしいね』とか」と満足感を得ていることも語った。