俳優のレスリー・ジョーダンさんが24日の朝、ロサンゼルスで交通事故により死亡した。67歳だった。レスリーの広報担当者、デイビッド・シャウル氏は声明でこう語っている。
「レスリー・ジョーダンの愛と光が無くなった今の世界は、間違いなく暗い場所になってしまいました」
「偉大なタレントで、一緒に仕事をする事に喜びを感じただけでなく、彼は最も困難な時期に国民に心の安らぎを提供してくれました」
「身長の低さを、息子、兄弟、アーティスト、コメディアン、パートナー、そして人間として寛大な偉大さで補っていました」
「レスリーが、この世を去った時に仕事もプライベートも絶好調だったと知っている事が、せめてもの慰めです」
レスリーは、『ふたりは友達?ウィル&グレイス』への出演でよく知られており、2006年にエミー賞の優秀ゲスト男優賞を受賞している。このほかにも、『アリー my Love』『アグリー・ベティ』『新スーパーマン』『スタートレック:ヴォイジャー』『刑事ナッシュ・ブリッジス』『アメリカン・ホラー・ストーリー』、『ボストン・リーガル』など有名テレビ番組や、『スキー・パトロール』『サザン・バプティスト・シシーズ』『ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ』などの映画にも多数出演した。更に最近では新型コロナウイルスによるパンデミック中、暇を持て余した自身の様子を面白い動画でTikTokで多くのファンを獲得。インスタグラムでは約10万人だったフォロワーが600万人以上にふくれ上がるなど、ソーシャル・メディアでも人気を集めていた。
また2021年にゴスペル音楽アルバム『カンパニーズ・カミン』をリリースする一方、『ザ・マスクド・シンガー』にゲスト審査員として出演もしていた。