NCT 127「英雄」のコンセプトと酷似?韓国ネット「ノイズマーケティング?」の声も

ATBOの公式SNSで公開された『The Beginning:始作』のコンセプトフォト(画像出典:ATBO 公式Twitter)
ATBOの公式SNSで公開された『The Beginning:始作』のコンセプトフォト(画像出典:ATBO 公式Twitter)

10月26日、ATBO(エーティービーオー)が2ndミニアルバム『The Beginning:始作』をリリースし、カムバックする。

ATBOは、THE BOYZ(ザ・ボーイズ)の弟分として7月にデビューした7人組ボーイズグループだ。

今回のアルバムリリースは、1stミニアルバム『The Beginning : 開花』の活動終了後、わずか1カ月という短いスパンで発表され、超高速カムバックが話題を集めている。

しかしその一方で、韓国オンラインコミュニティーでは一部のネットユーザーから、ATOBのコンセプトについて疑問の声が上がっており、SNSでも多くのファンが、その意見に反応しているようだ。

10月18日、ATBOの公式SNSでは『The Beginning:始作』のコンセプトフォトが公開された。

写真には、モノクロの衣装を身につけ、道場のような雰囲気の部屋でポーズをしている7人の姿が。

実はこのコンセプト、2020年3月にNCT 127(エヌシーティーイリチル)が発売した『英雄; Kick It』に酷似していると、論議が起こっているのだ。

『英雄; Kick It』のコンセプトフォトと比較してみると、確かに衣装や後ろの襖に描かれた習字のフォント、さらに部屋の雰囲気も似通っている。

これは、「NCT 127の楽曲をモチーフにしたのか」と噂されるのも無理はない。

しかも『英雄; Kick It』と比較されるのが“2回目”というのも、世間の人々が首をかしげる理由のひとつである。

ATBOのデビュー曲『Monochrome (Color)』は、YouTubeにMVが公開されてから、わずか5日にして再生回数2000万回を突破。

新人男性アイドルとして幸先の良いスタートを切る一方で、ダンスが『英雄; Kick It』のポイントダンスと一致している部分が多いと指摘される。

特に、同年8月に公開された『Monochrome (Color)』のダンスパフォーマンスビデオでは、NCT 127のダンスをオマージュしたような振り付けがより一層際立っており、コメント欄には「NCT 127へのリスペクト?」「ここまで露骨に似ているのは歴代級」と疑問視する意見が多く書き込まれた。

繰り返しこのような意見が飛び交うATBOに対して、一部のネットユーザーは「ノイズマーケティングのようなプロモーションなのでは?」というコメントも目立つ。

最近は、人気楽曲に敬意を表して、サンプリング曲をリリースするK-POPアイドルが増加。特にIVE(アイヴ)の『After LIKE』や、BLACKPINK(ブラックピンク)の『Shut Down』は記憶に新しい。

今回のATBOのコンセプトフォトやダンスも、NCT 127にインスパイアされたものだと、前述したものと並列して考えることもできなくはない。

しかし、どうもそうはいかない思いが、ATBOやNCT 127を応援するファンの心に残っていることも確かである。

(構成:松原すずの)

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