俳優のドウェイン・ジョンソン(50)は、米大統領選への出馬を示唆した際に共和党と民主党の両党からアプローチを受けていたという。レスラーとして元WWE王者“ザ・ロック”の名で活躍後、俳優に転身したドウェインは最近、2024年の選挙に出馬しないことを発表し話題となっていたが、ここ数週間で政治的な対立軸の両サイド、共和党と民主党の両方が接近してきたことを明かした。
ニュース番組『エンターテイメント・トゥナイト・カナダ』に出演したドウェインは、もし大統領になったら、アメリカの何を変えたいかと聞かれ、こう語った。
「そういう深い話にはまだ入っていないよ」
「でもそういうことを、考えたり話したりするのは好きなんだ」
「ここ4週間から6週間ぐらいの間に、両党の最も影響力のある人々が私に接近してきた。これは実に興味深いことで、私の意思決定や会話に大きな勢いを与えている。というのも、もし『2024年に立候補します』と答えるのなら、約1カ月後に宣言し進まなければならないからね」
ドウェインは以前、家族と充実した時間を過ごすことを望んでいることから、出馬は当面の間検討の対象外であることを認めていた。
「これにはB面の話がある。我が国とそこに住むすべての人を愛している。でもパパであることも愛している。私にとって一番大切なこと、それは父親であることだ。特に今は娘たちの人生にとって重要な時期。移動ばかりの生活がどんなものか知っているし、忙しくて何年も父親が不在だったからね」
ドウェインには前妻とのあいだにもうけたシモーヌ(21)と、再婚相手とのあいだにもうけたジャスミン(6)とティアナ(4)という3人の娘がいる。