Netflix(ネットフリックス)で配信中のtvNドラマ『シスターズ』が、日本で好評を得ている。
残すところあと2話となったが、最終話までこのまま駆け抜けそうな勢いだ。
そんな中注目されているのが、主演のキム・ゴウンをはじめとする登場人物。中でも甘いルックスにがっちりとした体型、低音ボイスという溢れる色気で、熱い視線を注がれている役者がいる。
オ・インジュ(キム・ゴウン扮)を助ける謎多き資金洗浄のプロ、チェ・ドイルに扮するウィ・ハジュンだ。
彼はといえば、Netflix(ネットフリックス)オリジナルシリーズ『イカゲーム(2021)』で、失踪した兄を探すためゲーム会場に潜入した、警察官ファン・ジュノ役で一躍有名になった人物。
『イカゲーム』公開前には、フォロワー数が30万人程度だったインスタグラムは、公開後になんと30倍以上にも急増するという人気ぶりだった。
また、同作での演技が好評を得て、世界的に有名なアメリカ・ピープル誌が選定した『2021年最もセクシーな男性25人』に選ばれ、以降彼には“セクシー”という肩書きがつくように。
こうして『イカゲーム』を通して、世界的に知られるようになったウィ・ハジュンだが、韓ドラファンにとってはそれよりも以前に、イ・ジョンソクと共演した『ロマンスは別冊付録(tvN/2019)』が有名だろう。
特に当時は、“イ・ジョンソクの男”になったかのようなシーンが話題に。見る者をクスッとさせる、ブロマンスを覚えている人は多いだろう。
2人はヒロイン、カン・ダニ(イ・ナヨン扮)を巡り、ライバル関係にある役柄を演じたのだが、ある日やむを得ない事情により、1つのベッドを使うことになる。
そして翌朝、イ・ジョンソクはウィ・ハジュンの腕に包まれ幸せそうな寝顔を見せ、さらには寝言でカン・ダニの名を呼びながら、ウィ・ハジュンと指を絡ませて恋人つなぎをするシーンまで登場する。
その前夜、一緒に寝ることになったウィ・ハジュンとイ・ジョンソクの掛け合いに始まり、目覚めて互いが密着していることに驚く様子まで、イケメン同士が見せた微笑ましいワンシーンは、視聴者から注目を浴びた。
以降、前出の『イカゲーム』や『シスターズ』などを通して主にドラマ界で活躍。
その間には、イ・ドンウクと主演を務めた『Bad and Crazy(tvN/2021)』で、正義感溢れる正体不明の男Kに扮し、コミカルな演技、爽快なアクション、ロマンスシーンまで見事にやってのけた。
次期作は、2023年に放送予定のDisney+(ディズニープラス)『最悪の悪(原題)』と、Netflix『京城(キョンソン)クリーチャー(原題)』で、それぞれチ・チャンウクとパク・ソジュンという、大スターと共演することが決まっている。
果たして新作でも“セクシー”な魅力を放出してくれるだろうか、両作での彼の活躍が期待される。
(構成:西谷瀬里)