日本でも根強い人気を誇るK-POP。そんなK-POPと出会ったきっかけや、ファンになる理由は千差万別だ。
K-POPの代表的な魅力としては、パフォーマンス力、ボーカルの歌唱力などが挙げられるが、最近では低音ボイスを持つアイドルにハマる人が続出している。
さらにその中でも、かわいらしく甘いルックスを誇り、ルックスからは想像できない意外性のある低音ボイスを持つアイドルが注目を集めているようだ。
今回は、そんなファンを虜にする、甘すぎる低音ボイスを持つ男性アイドルを紹介する。
1.BTS V
彫刻のように整ったビジュアルを誇り、独特なハスキーボイスが人気を集めているのが、BTS(防弾少年団)のV(ブイ)だ。
VはBTSのボーカルラインの中で、中低音の声色を持つ唯一のメンバーであり、持ち前の声を生かしてキーリングパートや楽曲の導入部を歌うことが多い。
さらに、低音だけでなく高音までも綺麗に歌いこなすことが可能で、韓国のソプラノ歌手チョ・スミは、自身の公式YouTube(ユーチューブ)チャンネルを通し、Vの音域の広さを讃え、”BTS最高の声の持ち主”と高く評価している。
Vは8月20日、自身のインスタグラムフォロワー数が5000万人を突破したことで話題になった。現在彼は、韓国の男性芸能人のフォロワー数1位に輝いており、今後さらなるフォロワーの増加が期待されている。
2.キム・ジェファン
Wanna One(ワナワン)出身で、現在ソロアーティストとして活躍するキム・ジェファンも、甘い低音ボイスでファンを魅了する歌手の1人だ。
キム・ジェファンは、アコースティック形式の曲からK-POPのダンス曲まで、ジャンルを問わず歌いこなす、広い音域と声量、さらにアーティストとしての高い実力を兼ね備えている。
そんな彼は、Wanna Oneでメインボーカルを務め、高音パートから低音まで安定感のある歌声を披露し、注目を集めていた。
グループ解散後の2019年5月20日には、1stミニアルバム『Another』をリリースし、ソロデビューを果たした。
彼は9月5日、5thミニアルバム『Empty Dream』をリリースし、カムバックすることが決定している。
3.EXO ベッキョン
EXO(エクソ)でメインボーカルを務めるベッキョンの声は、低音ボイスでありながら独特な柔らかさを持っている。
ジャンルに限定されず、どんな楽曲にも適応する汎用性の高い声が魅力のベッキョンだが、虜にしたのはファンだけではない。
所属事務所であるSMエンターテインメントの統括プロデューサー、イ・スマンは入社したばかりのベッキョンの声を聞き、彼の声に魅了され、すぐにデビュー組に入れたというエピソードがある。
2019年7月10日には、初のソロアルバム『City Lights』で、ソロデビューを果たし、2021年3月30日にリリースした3rdソロミニアルバム『Bambi』は、歴代男性ソロ歌手のうち、アルバムの初動売り上げ1位を記録した。
2021年5月6日に入隊し、現在は社会服務要員として国防の義務を履行している。
4.SF9 ロウン
SF9(エスエフナイン)のメンバーで俳優としても活躍しているロウンは、グループ内でセンターとリードボーカルを担当している。
6年という長い練習生期間で培われた歌やダンスの実力を、グループ活動で存分に発揮しているメンバーだ。
魅力的な低音の中に、高音の音色まで加わった独特な歌声を誇るロウンは、曲によって自身のボーカルトーンを変え、常に安定感のある歌声をファンに届けている。
彼は7月と8月に、自身初となる日本ソロファンミーティング『2022 ROWOON(from SF9)1st Solo FANMEETING ~恋慕(LOVE)~』を開催し、日本ファンとの交流を楽しんだ。
また、今秋スタートの日韓合同バンドオーディション番組『THE IDOL BAND:BOY’s BATTLE』では、元IZ*ONE(アイズワン)メンバーであるHKT48の矢吹奈子と共に、番組MCを務めることが発表されている。
5.BTOB ヒョンシク
BTOB(ビートゥービー)でサブボーカルを務めるヒョンシクは、グループの中で最も中低音が安定しているメンバーだ。
力強い発声や声量が特徴的であり、男性的な美しい声色でファンから人気を集めている。
2019年10月14日には、ミニアルバム『RENDEZ-VOUS』でソロデビューを果たし、翌月にはソロコンサートを開催した。
BTOBは2022年2月21日に、3rdフルアルバム『Be Together』をリリースし、約4年の空白期間を経て、ファン待望の完全体カムバックを果たしている。
(構成:松原すずの)