米国のプロレスラーで、新日本マットに参戦していた〝超人〟ハルク・ホーガンが1日、自身のインスタグラムを更新。同日79歳で死去したアントニオ猪木さんに触れ「イノキは本当に〝イチバーン〟だった」と、自身の決めぜりふとともに燃える闘魂を悼んだ。
ホーガンは、80年代の新日本参戦時と思われる猪木さんとのガウン姿での2ショット写真を投稿。「レスラーとしてのキャリアの半分を、ニュージャパンで過ごした。何年にも渡って受け入れられました。日本の巡業バスに乗って旅をし、生活し、時には米国人とも戦いました」と感謝した。
1983年(昭和58)の6・2蔵前国技館大会で行われた第1回IWGP優勝戦で、ホーガンはアックスボンバーで猪木をKO。日本プロレス史に残る〝舌出し失神事件〟で名をとどろかせ、超人伝説の始まりとなった。「安らかにお眠りください。マイ・ブラザー。愛している。アックスボンバー」と、ライバルをしのんだ。