イギリス王室のジョージ王子(9)は、同級生たちに「気をつけたほうがいいよ」と忠告していたことがあるそうだ。王室に関する本によると、このやんちゃな発言はジョージ王子が他の生徒とけんかした時に言ったものだという。
新著『ザ・ニュー・ロイヤルズ』の中で著者のケイティ・ニコル氏は、ジョージ王子について「ジョージ王子は自分がいつか王になることを理解しており、幼いころは学校で友達と喧嘩をすると、『僕のパパは王になるんだ、だから気をつけたほうがいいよ』という決めゼリフで仲間を負かしていたそうです」と語っている。
ウィリアム皇太子とキャサリン妃の子供たちに対する教育方針ついてニコル氏は、「自分が何者であるか、どのような役割を受け継ぐのかを自覚させながら、子供たち、特にジョージ王子を育てていますが、義務感で重くならないように配慮しているようです」と続けている。
一方、キャサリン妃は、ウェセックス伯爵エドワード王子とソフィー夫人が、ロイヤルハイネスの敬称(殿下、妃殿下)を付けずに長女レディ・ルイーズ・ウィンザー(18)と長男セヴン子爵ジェームズ(14)を世間の注目を浴びることなく、特権的な立場にありながらも出来るだけ静かな環境で育てたことを称賛しているという。
ジョージ王子についてはこれまで、王室ライターのロバート・レイシー氏が、「2020年の夏にジョージ王子が7歳の誕生日を迎える頃、両親はこの小さな王子の将来の『奉仕と義務』の人生について、特に詳しく説明したと考えられています」と明かし「父親としてウィリアム皇太子は、息子に『普通の家庭の教育』を施し、王政が『現代にふさわしく、遅れをとらない』ようにすること強く願っているのです」と話していた。