ヘンリー王子が、エリザベス女王の崩御を受けて自伝本発行前の土壇場で変更を求めている。2020年に英王室の主要メンバーを脱退、現在メーガン妃と米カリフォルニア州で暮らすヘンリー王子は、ゴーストライターを迎えて自伝本を執筆したものの、修正を希望しているそうだ。
ある関係者がザ・サン・オン・サンデー紙にこう明かす。
「出版社は2000万ドル(約29億円)を事前に支払っています。その内容が何であろうと確実に大売れし世界中で話題になると分かっていますから。しかし最初の草稿はあまりに感傷的でメンタルヘルスの問題に焦点を当て過ぎたもので期待外れだったんです。ようやく最終草稿が完成し、承認も終わり、今年の出版に向けて金とエネルギーが注ぎ込まれています」
そして、今月8日の女王の崩御から間を置かずに出版するには都合の悪い内容が入っている可能性があるそうで、関係者はこう続ける
「女王が亡くなり、父親(チャールズ)が王となってすぐに出すにはあまりよろしくない部分が入っているかもしれません。ヘンリーは幾つかの部分の変更を希望しています。完全に書き直すわけではありません。どうしても変えたいようですが、もう手遅れかもしれませんね」