鎌倉殿「オンベレブンビンバ」まさかの涙 大姫も八重も全成も重忠も笑っていた 北条が幸せだった時を

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 坂東彌十郎
 坂東彌十郎

 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は25日、第37回「オンベレブンビンバ」が放送された。前回ラストの次回予告で突然告知された謎のタイトルの意味が、まさかの形で解明された。

 北条分裂が避けられない状況を悟り、北条時政が家族を集め、飯を食おうと言い出した。政子、義時、実衣、時房の姉弟が集い、時政が「オンベレブンビンバ」と歌い出した。

 かつて政子と源頼朝の娘、大姫が占いや魔除けに凝った際に、唱えていた言葉だというが…。

 政子も義時も「違う」といい、「ピンタラポンチンガー」「ウンタラプーソワカー」だと言い合う展開に。最後に実衣が思い出したと「ポンタラクーソワカー」だといい、みなで合点がいったように歌い出し、笑い合った。長澤まさみのナレーションで「正しくは、オンタラクソワカ、である」と訂正が入った。

 1週間、謎に包まれ、諸説飛び交った後にネット上も降参状態にあったが、まさかの形で結末を迎えた。

 思い起こせば大姫が元気に「オンタラクソワカ」を唱えていた時は、義時の妻八重や、実衣の夫阿野全成、娘婿畠山重忠も健在で、北条家が最も幸せだった時期でもあった。

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