「鎌倉殿」実朝なぜ結婚そこまで悩む 巫女言葉も意味深 ネット諸説、まだ12歳、泰時になつく説も

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 柿澤勇人
 柿澤勇人

 NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は18日に第36回「武士の鑑(かがみ)」が放送される。執権北条時政(坂東彌十郎)と背後で糸を引く妻りく(宮沢りえ)からの武蔵国介入や、北条嫡男毒殺の濡れ衣まで着せられ、誇り高き畠山重忠(中川大志)が覚悟を決め、物語は山場を迎える。

 一方で前回35回「苦い盃」で三代鎌倉殿源実朝(柿澤勇人)が、京から後鳥羽上皇(尾上松也)のいとこ・千世(加藤小夏)を妻に迎えたが、ネット上では婚前から実朝が終始、結婚に後ろ向きで、暗い表情を浮かべていることが話題となっている。

 実朝は御家人たちとの関係も良好だが、身分を隠して出会った歩き巫女(大竹しのぶ)には結婚が「私の思いとは関わりないところで全てが決まった」と打ち明けた。歩き巫女が「お前さん…まあ、いい」と何かを察したように、「それはお前ひとりの悩みではない。はーるか昔から同じ事で悩んできた者がいる」と言われ、涙を流した。

 実朝は頼朝・政子の次男として1192年に誕生。1204年が舞台となった第35回では12歳の設定となっている。

 ネット上では「実朝様はまだ12歳なのか」「色恋の恋の字も知らんでしょう」「人を好きになることってまだ分からないんじゃないかな」「12歳で結婚と嫁の悩みなのかわいそ過ぎ」「全ての葛藤や苦悩もとても自然なものだと」と、実朝の悩みが強調して描かれてきたことに理解する声も。

 また乳母夫で賑やかな阿野全成(新納慎也)・実衣(宮澤エマ)夫妻を見て育ったためとの見方も多い。

 傍らに控える北条泰時(坂口健太郎)にうれしそうに話しかけているシーンに注目し「制作側は意図あって描いている気がする」「正解はきっと描かれないだろう」との見方もある一方で、年齢的には「お兄さんに頼るのは当然だと思う」との見方も投稿されている。

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