米タレントのエリザベス・チェンバースは元夫で俳優のアーミー・ハマーが告発されて以来「地獄を経験している」と話した。映画「君の名前で僕を呼んで」で知られるアーミーと2010年から20年まで結婚生活を送ったエリザベス。元夫が現在、性的暴行罪などで捜査の対象となっているほか、同告発を扱ったドキュメンタリー番組「ハウス・オブ・ハマー」も配信される中、被害者女性たちに「連帯」を示している。
エリザベスは、E!ニュースに「私は自分をフェミニストだと思っているし、いかなる被害者にも連帯を示し、彼らが癒しを見つけることを願っている。『私の人生は素晴らしい』って感じでここにいるわけではない。長い間地獄だったから。『地獄を経験しているなら、そのまま突き進め』って言うでしょ」と話した。
続けて、「使い古された言葉だけど、前進しなきゃならない。何も感じないようにすることも、それが存在しないふりをすることもできない。全ての助けを借りて、人々に自分が何を必要としているか伝えて。もし彼らがあなたのためにいてくれなかったら、それはあなたの人々じゃない」と語った。
アーミーとの間に7歳と5歳の子供がいるエリザベスは、8月に配信を開始した同番組を最終的に見ることになったそうで「見るつもりはなかった。でもある日、子供たちを学校に送って行ってから、家に戻ってきて、私を支えてくれる人々に囲まれながら見た」と打ち明けた。
感想をエリザベスは「明らかにそれは多くのレベルで胸が張り裂けるようで、悲痛な内容だった。でも同時に、それは存在する。過去は過去で、私たちが出来ることは、これを学び、耳を傾ける瞬間と捉え、願わくば出来る限りのキャパシティで消化し癒されること。私は確実に驚かされたけど、それは予想できたことね」と語った。