「死にかけた」米実力派俳優 ガン闘病中にコロナ感染 一時“降伏モード”も「皆が僕を連れ戻してくれた」

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写真はイメージです(Halfpoint/stock.adobe.com)
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 俳優ジェフ・ブリッジス(72)は、がん闘病中にコロナに感染し「死の扉」の前に立たされたそうだ。昨年9月以降がんが寛解状態にある『ビッグ・リボウスキ』のジェフは、その年の1月に非ホジキンリンパ腫の治療のため化学療法を受けていた最中にコロナに感染、ウィルスと闘える状態ではなかったという。

 ジェフはE!ニュースに、当時をこう振り返っている。「化学療法が免疫システムを拭い去ってしまっていた時にコロナにやられたんだ。闘えるものは何も残っていなかったよ」「何度か死の扉の前に立たされたんだ」

 4カ月間入院したジェフは、仕事への復帰や娘ヘイリー(36)の結婚式に出席できないことを恐れたそうだが、周りの人々から励まされたとして、「医師達から『ジェフ、闘わないと』って言われた」「彼らが言っていることの意味が分からなかった。『降伏モードなんだけど』ってね。素晴らしい医療チーム、素晴らしい訓練士、そして家族など皆が僕を連れ戻してくれたんだ」と続けた。

 また、妻スーザン・ゲストンとの間にイザベル(41)とジェシー(39)もいるジェフは、家族のありがたさを再確認したという。「スーザンと僕はお互いを見つめ『私達ってなんて幸運なんだろう?』ってなったんだ。あの娘をハグして、リチャージした。今ここにあり、すぐ手が届くんだ」「愛や私の家族など私の前にあるもの、私に与えられた全てのものを意識している。常に身の回りにあり、当然と思っているものを本当に愛しているんだ」「目の前にあるものに感謝しないことがそれは多くある。でも、あの経験が多くの人生のポジティブな側面を生んだんだよ」

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